
あの日、フィルの途中で悟った
先日のスタジオリハでの話。
いい感じに流れてたセッションの中盤、
キメの直前でちょっとしたフィルインを入れたんです。
そこまでは完璧だった。自分でも「ノってるな〜」と内心思ってた。
でもそのほんの一瞬の油断が命取り。
スティックの角度が微妙にズレて、
「パーン!」と鳴るはずのスネアが、「ポス…」っていう謎の弱音を放つ。
「……あ、やったわ」の瞬間に、悟りが開かれる
その瞬間、全神経が研ぎ澄まされた。
音を聴いた自分が一番「え?今の何?」ってなったんだけど、
その0.1秒後にはもう、何事もなかったかのような顔を作って叩き続けていた。
顔は涼しいのに、内心は完全に土下座モード。
「ごめん、今のは俺が悪かった…!」って心の中でメンバー全員に謝ってた。
表情は平常心、心は修羅場
これ、ドラマーなら誰でも1回は経験してるんじゃないだろうか。
- 自分だけは「あ、やった」って確実にわかる
- 周りが気づいてないっぽいときほど必死に装う
- でも録音聴いたらしっかりバレてるやつ
そのとき思ったんです。
「たぶん人生でいちばん演技力が高まるの、フィルでミスった瞬間なんじゃないか」って。
結局、落ち着いてるフリって意外とバレてない(と思いたい)
そのあとバンドメンバーに何もツッコまれなかったから、
もしかしたら本当にバレてなかったのかもしれない。
いや、優しさでスルーされてただけかも。笑
でもどっちにしても、
最後まで平常心を装って演奏をやり切った自分に拍手を送りたい。
🎯まとめ:ミスは誰にでも起こる。でも、そこからが見せどころ
演奏で大事なのは「ミスしないこと」だけじゃなくて、
ミスったときにどう立て直すか、どう振る舞うか。
その瞬間の自分の立ち回りに、ちょっとだけ誇りを持てた日でした。
次はミスらないように、でもミスっても動じないように。
そんな「プロっぽさ」も磨いていきたい。